こんにちは、カサンドラです。
ポケモン楽しんでいますか(^^)?人によっては剣盾から始めた人や久しぶりにプレイした人もいるでしょう。
一通りプレイした人の中には、ポケモン対戦に興味を持ちつつも「難しそう…」と思っている人も多いのではないでしょうか?
今回はこれからポケモン対戦を始めたい人に向けて、最初に知っておくべきことについて、要点を絞ってまとめたので、興味のある方はご覧ください。
ポケモン対戦は意外と奥深いので、ここで知識が完結するわけでは有りませんが、大まかなイメージは掴めると思います。
ポケモン対戦ってどんなゲーム??
ポケモン対戦は何が面白いのでしょうか?
あくまでも個人的感想ですが、以下のようなものだと思っています。
人によって戦い方が異なる、駆け引きのゲーム
ポケモンは戦略性や状況判断力が問われる、頭を使うタイプのゲームです。
育成方法や戦い方は千差万別なので自由度が高く、個性が出る面白いゲームです。
好きなポケモンを主軸にして戦ったり、対戦環境の流行に合わせて戦ったりと、色々な方法でゲームを楽しむことができます。
最初は好きなポケモンでは勝てないことも多いですが、ゲーム実況をしているYoutuberの人などは、好きなポケモンを使って対戦上位で活躍している人もいらっしゃいます。
僕個人の感想としては将棋に近いと思っています。
将棋も数ある定跡の中から自分にあったスタイルを選んだり、相手との駆け引きがあったり、時代によって流行戦法が変わったりするところが似ています。
(将棋は完成したゲームという点では異なりますが。)
対戦に必要な知識
基本情報
まずはポケモンのゲーム内で紹介されている情報から、おさらいしておきましょう。
何でダメージが決まるか と 大まかな倍率
ポケモンには複雑なダメージ計算式があります。しかし、それを覚える必要はありません。
「さっき、この技でこのぐらいのダメージを受けたから、あの技を受けても大丈夫だな…」というような、簡単な推測ができればOKです。
基本的には攻撃力×技威力÷(相手の)防御力でダメージ量が変動します。
例えば、攻撃力が倍のポケモンで攻撃すればダメージも倍になります。
この他に
・ポケモンのステータス変動 (例:こうげきがグーンと上がった→2倍)
・急所 (ダメージ1.5倍。攻撃ステータスdownや、相手の防御ステータスupを無視)
・やけど (ぶつり攻撃のダメージ半分)
・タイプ相性
・タイプ一致(攻撃側のタイプと技タイプが同じなら1.5倍)
・その他フィールドなど(例:エレキフィールドで、浮いていないポケモンがでんき技を撃つと1.3倍)
など、複数の要素があり、まとめて覚えるのは難しいので、都度覚えていきましょう。
中には、限定的な状況もあったりするので覚えなくても困らない要素もあります 笑
↓ダメージ計算について、厳密に知りたい方向けの記事
ポケモンのタイプ・タイプ相性
人によってここがネックかも知れませんが、必ず覚えておきましょう。
最近では技を選択する際、「こうかがばつぐん」などの表示もされるようになりましたが、技を選ぶ画面まで行かないと確認できないですし、×2のばつぐんなのか×4のばつぐんなのかも、文面だけでは判断できません。
ポケモンのタイプは対戦をやりながらでも覚えられます。大体は見た目からイメージできますし、ミミッキュなどわかりにくいキャラを意識的に覚えていけば良いです。
ネックになりがちなのがタイプ相性です。これは意識しないと中々覚えられません。
オススメは、紙などでタイプ相性表を作ることです。ただ単に作業で写すのではなく、一回自分の知識で作ってから答え合わせすると、何がわかっていないのか明確になって良いです。
隠しパラメータ
上で紹介したものの他に、ゲーム内では直接明かされていないけれど重要な裏データがあります。
ここでは三値ともよばれる、重要な要素について簡単に紹介します。
略称:H, A, B, C, D, S
順に HP, こうげき, ぼうぎょ, とくこう, とくぼう, すばやさ を意味します。
HはHPでSはSpeed(スピード)で他はABC順になっています。
AがAttackとかDがDefenseとかあった気もしますが、ABCDの順に覚えておけばOKです。
少しややこしいのが、色々なH, A, B, C, D, Sがある点です。
例えば「エースバーンの種族値はH80 A116 B75 C65 D75 S119」と言ったり、「このポケモンの個体値はSが0で他5V」と言ったりしますし、「H4 A252 S252」と言ったら努力値のことを指します。
慣れるまでは難しいですが、少し慣れれば数値を見ただけで判断できるようになるので、とりあえず今はいろんなH, A, B, C, D, Sがあるとだけ覚えておきましょう。
種族値:ポケモンの種類で決まる
種族値はポケモンによって決まります。
ヒトカゲよりリザードンが強い、伝説ポケモンが強いのは種族値が高いからです。
他にも特性であったりタイプであったり、ポケモンの強さを決める要素は複数ありますが、種族値はステータスを大きく左右するので、ポケモンの強さを示す指標として使われることが多いです。
H, A, B, C, D, Sそれぞれ、ポケモンによって値が決まっています。
(例:エースバーン H80 A116 B75 C65 D75 S119)
簡単な目安として種族値100を超えると強い方です。また、種族値の合計が600のポケモンは600族と呼ばれ、カイリューやバンギラス、ドラパルトなど伝説ポケモンを除いた中では強いポケモンが多いです。
個体値:生まれたとき、野生で出現した時に決まる
卵から生まれた時、野生で出現したときに決まります。
生まれ持った才能というところでしょうか?
H, A, B, C, D, Sについてそれぞれ0~31の値を持っていて、特定の個体値が最高であるものをVと言い、すべての個体値が最高のものを6Vと言います。
…とは言え、ぶつりこうげきを行うポケモンだと、とくこうのステータスが不要だったりするので、とくこう以外をVにした5Vなどにとどめておくのが一般的です。
(不要なステータス以外、全てVである個体を理想個体と言います。)
一般的に遺伝のしくみを利用して、Vの多いメタモンを捕まえておいて、あずけやさんで卵を大量に孵化させる方法が主流です。
ぎんのおうかん、きんのおうかんを使って変更することもできます。
努力値:ポケモンを倒した回数や、タウリンなどの投与で決まる
ゲーム内ではきそポイントと呼ばれ、タウリンなどで強化できます。
全ステータスで合計510、各ステータスで252の上限があります。全ステータス上限510の存在から、H, A, B, C, D, Sすべてを252まで上げることはできないので、プレイヤーの好みが分かれます。
上級者は細かな配分を考えたりしますが、慣れるまでは使うステータス2つを252にして、のこりの8をどこかに振っておく…というスタイルでOKです。
(例:高速アタッカーのゲンガーだとC,Sを252にしておいて、余りの8をHやBに振っておくのが主流です。)
(ちなみに、計算における切り捨ての関係から、個体値Vのステータスなら余った努力値8を全て振っても、4だけ振っておいても変わらないです。)
努力値はポケモンを倒した時に得られます。ピカチュウを倒すとSが2もらえますので、126回倒せばSの努力値マックスです。実際はポケルスやアイテム(きょうせいギプス、パワー〇〇など)を駆使して20回ぐらい倒せば終わります。
もしくは、タウリンなどのアイテムを使えば、対戦をせずとも10努力値を振ることができるので、お金を大量に稼いで買いまくるのもアリです。このような方法をドーピングと言います。(別に悪いことでは無いのでご安心ください;汗)
三値によって決まる 実数値:ゲーム内で確認できるステータス
上の三値と性格補正(どれか上昇1.1倍、どれか下降0.9倍)によってゲーム内で確認できるステータス、俗に言う実数値が決定します。
ここで三値によって、どの程度ステータスが変わるのか、例を見てみましょう。
下のグラフは個体値ダメダメ 努力値なしのエースバーンと個体値6V 努力値AS 性格S↑(C↓)の強いエースバーンを比較したものです。

種族値について見ると、エースバーンの種族値はA116>C65なので、青同士で比較してもAの方が高いのがわかります。ぶつりこうげきが強いエースバーンというでは、Aに特化させた方が一般的には強いです。
(実際はエースバーンはとくしゅでも戦える、例外的ポケモンですが…)
個体値について見ると、どちらも努力値を振っていないH,B,Dでも明確に差があります。レベル50で16程度の実数値差が現れています。
努力値について見ると、強いエースバーンで努力値を振っているA, Sで顕著な差が出ています。
性格でSが1.1倍になっているので、更に大きな差が現れていますね…!
…と、このように三値を意識するだけでも大きな差があるとわかります。
三値、特に個体値と努力値の準備を怠ると、それだけで不利なので、かならず理解して使いこなせるようにしましょう!
オンライン対戦に必要なもの
ポケモン対戦は友人などとSwitchを持ち寄って対戦するのも楽しいですが、オンラインで世界中のプレイヤーと対戦するのも違った楽しさがあります。
少しコストはかかりますが、楽しみの幅が広がるのは間違いないので是非、検討してみてください!
(人によっては、既に環境が整っている人もいます。)
Nintendo Online:オンラインで遊ぶための課金
こちらはNintendo Switchでオンラインのサービスを受けるために必要な契約です。
アップデートなどは無料でできたりしますが、オンライン対戦などについては課金が必要になってしまうのですよね…(^^;
ネット接続環境:Wi-FiでもOK
オンライン対戦をするためには、当然ながら物理的な準備も必要です。
最近では、多くのご家庭で何かしらのネット環境は整備されていると思いますので、それをご利用ください。
Wi-Fiなどの無線LANならSwitch本体の設定画面から接続できますし、有線LANでも別売りのアダプタ(USBをLANポートに変換するやつ)が1000円以内で買えます。
格闘ゲームなどのようにリアルタイム処理が求められるゲームではないので、通信ができていればポケットWi-Fiとかでも大丈夫です。
ただ、無線は通信が安定せず、たまに通信が切れてしまって負け判定…ということはあります。
普通に楽しむ分なら多少の通信切れ負けは許容できると思いますが、最上位を狙う…などとなると気にして有線接続を行うプレイヤーもいるようです。
まとめ
今回はポケモン対戦を始めるにあたって知っておきたい、基本的なところを紹介しました。
本当に最低限知っておきたい、触りの部分についての説明でとどめたので、本格的にやっていくと色々な知識が必要になります。
(プレイヤーの中には全ポケモンの種族値を覚えている人や、脳内でダメージ計算ができる人もいます…)
ポケモンは何も知らない子供からガッツリゲーマーの大人まで楽しめる、すばらしいコンテンツだなぁ…といつも感心してます。(さすがは世界のポケモン)
三値などについては「ガチすぎる」「難しそう」と言ったイメージもありますが、最近のポケモンは 育成のハードルがかなり下がっているので、興味のある方はぜひ一度、トライしてみてくださいね(^^)
以上
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