オーホッホ!女王様とお呼び…!
こんにちは、ソロメインのゲーマー、カサンドラです。
以前から作っているソロ向けのティア表の第6弾です。
前回のティア表作成は12月08日でアマージョ追加前の環境をまとめたものになりました。
そこから変わったのは、進化やわざ習得のレベル調整、ゴール回復やオボンの実などの調整になります。また、期間限定で冬仕様になり、2バフやフリーザーなどの一部野生ポケモンの仕様が変わっています。
レベルの調整で直接的な評価が変わったポケモンもいれば、ゴール回復の仕様により立ち回りが変わったポケモン、他にもシステム面での変更により使い勝手が変わったポケモンもいるので、その辺りを中心に触れていきたいと思います。
ソロでマスターを目指すorレートを盛る人に向けたティア表なので、参考になれば幸いです。
強キャラナーフ多めの調整。新規追加のアマージョは強い
アマージョ:ルカリオ以来の強力なバランスタイプ。シールドと回復が強い。
新規追加のアマージョですが、かなり強いです。
タイマンでも集団戦でも強いハイスタンダードなキャラとなっており、ルカリオの再来とも言われています。
壊れと言われることもありますが、個人的にはそこまでとは思っておらず、プレイヤースキル次第できちんと対策をできるレベルの良キャラだと思っています。
キャラ・わざの調整:強キャラが軒並みナーフ…
今回のキャラごとのバランス調整は、後述のレベルに関する調整以外はナーフが多いです。
具体的にはルカリオ、ゼラオラ、ヨクバリス、ゲッコウガが手痛いナーフを受けてしまいました…。
詳細は後述します。
レベルの調整:サーナイト、カビゴンが超強化!
具体的にはレベル6,8,10でわざを習得をしていたレベル10進化族、カビゴンのわざ習得、進化レベルが引き下げられました。これにより、サーナイトやカビゴンの評価は大きく上がりました。
一方でマンムー、ガブリアスは元々ソロ向けのキャラではないので、今回のソロ向け評価は変わりません。
また、似たようなわざ習得をするゼラオラは、元が強いせいか、レベルの引き下げは行われませんでした。
時間経過の経験値が割増
大々的には触れられていませんが、時間経過によって得られる経験値量が増加しています。
特に序盤の経験値取得が大きく、ジャングラーが1ヘイガニを残してもレベル5進化出来たり、レーナーもレベル4~5を早期に目指せるようになりました。
ゴール回復の低下によりダンベルを積むことが難しく…
以前は上レーンを中心に、敵側でファームをして、小得点ゴールによる回復を利用して継続してファームすることができました。
しかし、今回のアプデでゴール回復が減ったので、同じような動きが難しくなりました。
ダンベルの代名詞だったルカリオでも安定して複数ダンベルを積むことは難しく、他のポケモンは更に厳しい状況となっています。
終盤に備えて、序盤はデスしてでもダンベルを積む「ゾンビダンベル」と呼ばれる手法が以前より増えた気がします。
Switch版の照準移動がスムーズに!
Switch版限定の話になりますが、設定でわざの照準を動かすスピードを変えられるようになりました。
これによりスマホ版に近い速度で、範囲わざの照準を動かすことができるようになったので、プラットフォームによる差が縮まったと言えます。
範囲わざが自身の移動も兼ねる、たたりめゲンガーやブレバファイアローなどはかなり使い勝手が良くなったと言えるでしょう。
ティア表の作り方
ティア表を作りたい方は、こちらのサイトで作ってみてください!
ティア表&解説
さっそくティア表を見ていきましょう。
繰り返しになりますが、ソロ向けのティア表なのでフルパだと評価は異なります。
評価が変わったポケモンの中には、キャラ自体の調整により評価が変わったポケモン、ゴール回復の仕様変更により評価が変わったポケモンの2種類がいます。以下の考察ではこれらのポケモンを中心にまとめていきます。
アッパー・ナーフの影響を受けたポケモン
:ヨクバリス↓↓、ゼラオラ↓↓、サーナイト↑↑、カビゴン↑
ゴール仕様変更の影響を受けたポケモン
:カイリキー↓
S:なし
今回もSティアのポケモンはいません。強キャラたちはナーフされていますし、新規追加のアマージョも、今のところSティアと呼べるほどではないです。
A:集団戦ができる かつ 動きの自由度が高いポケモン達
キャリー力 ≒ 複数人を相手できるパワー
Aティアはアマージョ、フシギバナ、ファイアローの3体です。
ソロでやるとマッチングがランダムなので、味方がポンコツだったりすることもざらにあります。
そのような試合でも勝率を少しでも上げていくためには、1人で集団戦ができるポケモンが必要になり、これら3体は集団戦でも戦える性能をしています。
タイマン時にも弱くはなく、機動力もあるので状況に応じて逃げor追いを選べる点でも優秀です。
アマージョ:集団戦の強さはピカイチ!
型 :どれも強い (グラスラ&トリプルアクセルが多め)
レーン:どれも強い
新規追加のアマージョですが、特性によるわざの回転率が異常で、すさまじい継続戦闘能力を誇ります。ハマれば集団戦でも鬼強いのでAティアは硬いでしょう。
2進化にも関わらず、序盤もそれほど弱くない&進化が早いのもポイント。
「壊れだろ」「Sティアでは?」という声も上がってきそうですが、僕としてはそれほどではないと思っています。
タイマン性能が飛び抜けているわけではないですし、グラススライダーを拒否されると遠距離系には手も足も出ません。ユナイトわざが単体攻撃で、火力を出す上では弱めのユナイトわざなのも考慮すると、全盛期のカメックスや緊急ナーフ前のニンフィアなどのようなぶっ壊れではないと思います。
フシギバナ:敵が多いほどパフォーマンスが上がるバケモノ
型:舞ドレ型 (ソラビ型はC)
レーン:下
舞ドレフシギバナは、ギガドレインを複数体に当てることで回復量が増加し、はなびらのまいでギガドレインCDも減少するので集団戦で鬼のような強さを誇ります。
一度ギガドレインの弱体化がされたものの、それでも十分な性能をしています。
バトルアイテムはキズぐすり か なんでもなおしの2択になると思います。
キズぐすりは序盤のレーン戦や殴り合い性能を高めてくれます。なんでもなおしはフシギバナが苦手なCCへの対策となり、CCされている間にギガドレインを打てずに落ちてしまう…という事態を避けることが出来ます。(個人的には安定感のある、なんでもなおしがオススメ)
ファイアロー:全ポケ最高回転率のユナイトわざ。LH性能も高い
型:そらをとぶニトチャ型 (ブレバ型はB)
レーン:中央 or 上
そらとぶニトチャは高い追い性能、逃げ性能を誇り強力です。
最高回転率を誇るユナイトわざで、いつでも不利状況を覆せるのも強みですね。
ユナイトわざの打ち合いも、回転率の高さからこちらが有利になります。
Switch版でブレバ型が強くなったものの、1人で複数人を削り切るパワーがあるとは言えないので、片道切符になりやすいのが、ソロ適性が低いと現段階で評価しています。
Aー:ナーフされてもまだ強い。環境的には、むしろ追い風??
Aーはルカリオ、ゲッコウガの2体です。
どちらもキャラパワーは高いのですが、終盤の集団戦での圧力はAティアには劣るので、そこがネックになっています。
これらポケモンはナーフされたにも関わらず、ソロではまだまだ強いです。
ルカリオ:今ならしんそく型一択。ダンベルが少し積みにくくなったので、要対応。
型:しんそくボンラ型
レーン:上
以前はしんそく型とグロパン型どちらの採用も考えられましたが、グロパン型が手痛いナーフを貰ってしまったので、今はしんそく型一択だと思います。
しんそくがナーフされなかった理由は、、、正直よくわからないな。
ルカリオと言えばもうこうダンベルでしたが、ゴール回復の減少と特性のシールド量減少により、以前より少しダンベルが積みにくくなりました。とりあえず最初のゴール+敵エイパム2体で3ダンベル…という動きを脳死で出来なくなったので、敵の動きに合わせて柔軟に立ち回る必要があります。
一方で、サーナイトなど倒しやすい敵が増えて、しんそくの天敵だったヨクバリスの数が減ったので、環境的には動きやすくなったともいえます。
ゲッコウガ:火力は落ちたが継続戦闘能力は健在。環境にはむしろ大刺さり!?
型:ぶんしん しゅりけん型 (えんまく なみのり型はB)
レーン:中央
また、パッチノートへの記載はないものの、通常攻撃の速度が目に見えて低下しています。
これにより火力自体はかなり弱体化されてしまったと言えます。
しかし、タイマン性能や継続戦闘能力は高いままなので、火力が落ちたところで普通に打ち勝てることは多いです。
何よりも今回のアプデで数が増えているポケモンに有利を取れるので環境的に刺さっているポケモンとも言えるでしょう。タイマン性能が低いサーナイトは一方的に蹂躙できますし、マンムーやカビゴンなどのタンクはADCとして相性有利です。アマージョも接近を拒否できれば安定して処理ができるので、今のところは有利です。
えんまく なみのり型は、敵の硬さや味方の削りへの依存度が高いのでB。
B:ソロで使えるレベル。ただし、A,A-ほどの安定したキャリー力は無い
Bティアはヨクバリス、カビゴン、ゼラオラ、サーナイト、イワパレス、アブソル、ニンフィア、バリヤード、エースバーンです。
ヨクバリス、ゼラオラの評価が大きく下がり、カビゴンとサーナイトの評価が上がりました。
Bぐらいまでならソロでレートを盛る目的で使えると思います。ただし、立ち回りがかなり特殊だったり、終盤力が物足りなかったり…キャリーできるかと言うと少し難しいところ。
あと、この辺から研究対象外のポケモンが増えてくるので、型などの細かい違いは割愛します。
ヨクバリス:ほしがるの弱体化が致命的すぎる…
ヨクバリスは前回に引き続き、さらに弱体化してしまいました。
ほしがるのCDが伸びたので疑似無敵時間が減少しましたし、ほしがる自体によって得られる回復や移動速度アップも弱体化したので、かなり生存力が下がったと言えます。
以前よりも、ほしがるの切りどころが難しくなったので、評価を下げざるを得ません。
カビゴン:じたばた強化により高耐久の殴り合いポケモンへ変貌を遂げる。
カビゴンはわざの習得レベルが下がったことに加えて、じたばたの持続時間が伸びたことで、より高い機動力、攻撃力を得ることになりました。
パーティではとおせんぼうなどでサポートをするのも良いですが、ソロではじたばたで火力を出せる高耐久ポケモンとして動いた方が丸いでしょう。
ゼラオラ:集団戦の圧力が一気に減った
ゼラオラは集団戦が強いポケモンでしたが、その核とも言えるユナイトわざ、ほうでんの両方が弱体化してしまったので、重ね合わせにより、ここぞという時の火力が大幅に減少してしまいました。
以前のように1人で複数人をまとめて倒すことは難しくなったので、キャリー力が落ちるのは必然という他ないでしょう…。
ちなみに、この記事の投稿時点ではスパークの威力がバグっており、それを考慮するとS~Aティアと言えますが、一時的なものでしょうし、推奨できるものではありません。
サーナイト:1ガンク最強格。かなり使いやすい性能になった
サーナイトはレベル調整の恩恵を最も受けたポケモンでしょう。
元々「育てば強い」ポケモンではあったので、今回の調整で日の目を浴びるのは、アプデ前から明々白々でした。
特に顕著なのが、中央選択時にガンクする際、サイコショックorみらいよちを携えているという点で、1ガンク目としては最強格と言えるでしょう。
集団戦の強さもピカイチですが、機動力の低いメイジなのでソロでの終盤戦の立ち位置が難しく、現段階ではBティアとして据え置きました。
接近拒否などの研究が進んでくると、Aティアへの昇格もあるかもしれません。
イワパレス:荒らしの王。一応、ヨクバリスと差別化できるように。
敵陣の荒らし、オブジェクトの運ゲーに強いイワパレスでしたが、後輩のリスにその役目を奪われてしまい、評価を落としました。
リスの火力ダウンにより、敵陣の荒らしやオブジェクトの削りはイワパレスの方が強くなったので、差別化はできますが、リスと違って集団戦の能力が乏しいのはいただけません。
アブソル:タイマン重視で今アツい。A-でも良いぐらい
アブソルは圧倒的な火力と追撃性能で低耐久の相手をなぎ倒すことが可能です。
序盤の制圧力は高くダンベルルカリオのカウンターになる他、カジリガメ出現後の上残りを許さないので、環境に適していると言えます。
集団戦は苦手なので、終盤は慎重な立ち回りが必要になります。
ニンフィア:回転率の高い攻撃わざでダメージレースに強い
ニンフィアの攻撃わざは、ライン管理が強力なハイパーボイス、機動力も兼ね備えたマジカルフレイムがありますが、どちらもわざの回転率が非常に高く、ダメージレースで優位に立つことができます。
Lv.4から強力な存在となりますが、ユナイトわざはそれほど強くないので終盤は少し物足りない性能なのが弱みです。
バリヤード:ソロだとバランス型のような運用が可能
サポート型の分類ですが、ねんりきによる壁ドンの瞬間火力はアサシンのようなもの。さらにそこそこの耐久もあるため、第一印象ではそこそこの火力+耐久を持つバランス型に近い感じ。
集団戦で影響力が低くなるガードスワップ型も、タイマンが多い今では強力になりつつあります。
エースバーン:ゲッコウガの火力減少で差別化ができるように
エースバーンは集団戦が強く、フルパではゲッコウガより高い評価を得ることの多いポケモンですが、ソロだと立ち位置が難しいので評価を下げました。
しかし、ゲッコウガの火力が目に見えて下がったので、その辺りの差別化ができるようにはなりました。
C:ソロ適性orキャラパワーが低い
Cティアのポケモンは前回とほとんど変わっておらず、タンクやサポーター、機動力の低い遠距離系など味方依存度が高いポケモンや、純粋にパワー不足なポケモンが揃っています。言いたいこともある程度似ているので、まとめて話します。
プクリン、ヤドラン、マンムー、カメックス:タンクは味方との連携が必須でソロだとキツイ
これらのタンクは高耐久で敵の攻撃を受けつつ、敵を妨害して味方をサポートする能力が強みなので、味方との連携は必要不可欠です。
いずれもフルパなどでは強いのですが、味方依存度が高いのでソロには向きません。
プクリンのうたう ころがるやマンムーのこおりのキバで敵をスタンさせているのに、味方がのんびりファームしているとやるせない気持ちになります…
ゲンガー、リザードン:育っても弱い…。やはりパワー不足
ゲンガーとリザードンは2進化なので序盤が弱いです。かと言って、終盤が飛び抜けて強いわけでも無いので、ソロで採用する価値は低いです。
ゲンガーはたたりめ型の操作性がSwitch版で向上
サナちゃんとは、序盤弱い組で味方だと思っていたのに、あいつだけ出世したよなー。ずりぃよなー。
ピカチュウ、アロキュウ、ジュナイパー、ウッウ:機動力に乏しいメイジは、できることが限られてくる…
ピカチュウとウッウ、アロキュウと言ったメイジは火力こそ出せるものの、タイマン性能は低く、狙われた時に逃げる手段にも乏しいので、ソロでの立ち位置は非常に難しいです。
ウッウはダイビングエアスラ型なら機動力を補えますが、それだと集団戦の圧力が減ってしまうので、いずれにせよキャリー力があるとは言い難いです。
ジュナイパーは物理型ですし、通常攻撃で火力を出すのでメイジとは異なりますが、弱点が概ね同じなので、同じ部類。
ワタシラガ:サポートしがいのある味方がいないと詰み。
ワタシラガはフルパなどではよく見かける強力なポケモンです。
しかしタンク同様、味方依存度が高いのでソロには向きません。
強い味方についていってサポートする動きが強いのですが、味方がポンコツだと摘みです。
ユナイトわざなどでサポートしているのに、逃げいていく味方がいると、どうしようもありません。
D:キャラパワー・ソロ適性の両方が低い。
Dティア常連のガブリアス、カイリキーは相変わらずで、サポート専門のハピナスも変わらずです。
よほどの練度が無いとソロで使っても何もできないので、半端な覚悟でピックするのは止めましょう。
ガブリアス:どれだけ強化されても、基本コンセプトが弱すぎる
ガブリアスは度重なる強化を受けて、今回も大幅な強化ですが、Dティアを脱するには程遠いです。
育てば強いサーナイトとは異なり育っても弱いので救いようがありません。
通常攻撃主体というコンセプトが弱すぎで敵に逃げられて終わりです。
はやくプクリンみたいな魔改造してどうぞ。
カイリキー:唯一の救いだったダンベルという道が絶たれた…
前回はダンベルを積めば高火力と言っていましたが、今回のゴール回復に関するアプデで、ゴールを繰り返すのがとても難しくなってしまいました。
やはり、ダンベルなしだと厳しいです。
ハピナス:ソロ適性がワーストクラス
攻めのサポートが強力でフルパでも採用されますが、ソロ適性は絶望的に低いです。
サンダーを取らないと勝てない状況で味方が草むらでじっとしてたら、もう終わりです。
自分から試合を動かそうにも、プクリンのような耐久も、ワタシラガのような遠距離攻撃も無いので、前に出たらやられて終わりなのでホントにキツい…
最後に… 現環境の感想
個人的な感想ですが、アマージョやサーナイトなど、壊れとは言わないレベルの強キャラが増えて、面白い環境だと思います。
ただし、スパークゼラオラを考慮するとクソ環境間違いなしです。
ちなみに、ゼラオラのスパークを考慮するとティア表はこんな感じ。↓
ほとんどのポケモンが使えないクソ環境です。
多くのポケモンの使用価値を潰したカメックス全盛期を思い出します。
僕はルカ、ゲコ、アロー辺りをよく使うのでスパークゼラオラとのタイマンは面白いですが、エスバとかを使う気力は完全に消失しました。
カイリュー追加のアプデでなんとかして欲しいものです。
以上
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