フフフ…奴はADCの中でも最弱…
こんにちは、ソロメインのゲーマー、カサンドラです。
以前から作っているソロ向けのティア表の第5弾です。
前回のティア表作成は10月27日でそこから変わったのは、大罪人ヨクバリスの断罪、ジュナイパーの追加、きずぐすり等のバトルアイテム強化です。
アマージョ追加に伴いバランス調整も予想されているので、ここで一度、ティア表をまとめます。
ソロでマスターを目指すorレートを盛る人に向けたティア表なので、参考になれば幸いです。
ヨクバリスはまだ強い。ジュナイパーは…
ヨクバリス:ぶっ壊れでは無くなったが、まだ強い
実装当時はぶっ壊れ性能を誇っていたヨクバリスですが、次のアプデですぐにナーフされました。
ナーフの感触としては良調整で、前と同じような動きができるものの回復力やゲップ連打力が落ちたので程よい強さに落ち着きました。その他、2連ゲップバグなども修正されています。
ジュナイパーのソロは遠距離ADCにて最弱…
新規で追加されたジュナイパー。遠距離で通常攻撃が主体の、いわゆるADC(Attack Damage Carry)というタイプに分類されます。
同じ分類としてはエースバーンやゲッコウガがいますね。近距離のADCだとガブリアスでしょうか。
先にソロでの評価を言ってしまいますが、弱いです。致命的なのが、かげぶんしんやニトロチャージのようなブリンクが無いこと。
耐久が低いので敵に距離を詰められたら終わりです。かげうちも移動速度アップが残念すぎます…
味方の介護が期待できるフルパでは、直近の大会でもまずまずの結果を残しているので、キャラ性能が低いわけではないのですが、いかんせん、ソロ適性が低すぎます。
環境としてはリスが減ったこと以外、変わらない
調整はありましたが、リスが減ったこと以外に大きな環境の変化はありません。
キズぐすりの性能が上がり、タンクや舞ドレバナが使用するようになったため、やや高耐久環境になったぐらいでしょうか。
いずれにせよ、もちものによってティアが大きく変わるということはありません。
ティア表の作り方
ティア表を作りたい方は、こちらのサイトで作ってみてください!
ティア表&解説
さっそくティア表を見ていきましょう。
繰り返しになりますが、ソロ向けのティア表なのでフルパだと評価は異なります。
評価が変わったポケモンの中には、環境変化やキャラ開拓が煮詰まって評価が見直されたポケモンの2種類がいます。以下の考察ではこれらのポケモンを中心にまとめていきます。
アッパー・ナーフの影響を受けたポケモン
:ヨクバリス↓、アロキュウ↑
評価が見直されたポケモン
:フシギバナ↑、カイリキー↑
S:なし
前回のSティアとしてヨクバリスを紹介しましたが、木の実の回復量減少や、ゲップの連打力低下によりSとは言えない性能となりました。
かと言って、他に特別キャリー力が高いポケモンもいないので、今回のSティアは無しとさせていただきました。
A:集団戦ができる かつ 動きの自由度が高いポケモン達
キャリー力 ≒ 複数人を相手できるパワー
Aティアはフシギバナ、ヨクバリス、ゼラオラ、ファイアローの4体です。
ソロでやるとマッチングがランダムなので、味方がポンコツだったりすることもざらにあります。
そのような試合でも勝率を少しでも上げていくためには、1人で集団戦ができるポケモンが必要になり、これら4体は集団戦でも戦える性能をしています。
タイマン時にも弱くはなく、機動力もあるので状況に応じて逃げor追いを選べる点でも優秀です。
フシギバナ:敵が多いほどパフォーマンスが上がるバケモノ
型:舞ドレ型 (ソラビ型はC)
レーン:下
舞ドレフシギバナは、ギガドレインを複数体に当てることで回復量が増加し、はなびらのまいでギガドレインCDも減少するので集団戦で鬼のような強さを誇ります。
一度ギガドレインの弱体化がされたものの、それでも十分な性能をしています。
バトルアイテムはキズぐすり か なんでもなおしの2択になると思います。
キズぐすりは序盤のレーン戦や殴り合い性能を高めてくれます。なんでもなおしはフシギバナが苦手なCCへの対策となり、CCされている間にギガドレインを打てずに落ちてしまう…という事態を避けることが出来ます。(個人的には安定感のある、なんでもなおしがオススメ)
ヨクバリス:弱体化されても高い荒らし性能が残っている
型:ほしがるゲップ型
レーン:上 or 下
ヨクバリスはOPキャラとして君臨し、実装後、次のアプデですぐにナーフされました。
とは言え、まだまだ性能は一級品。ほしがるによる高い逃げ性能を活かした敵陣の荒らしや、ユナイトわざのゲップラッシュによる集団戦のパワーは健在です。
ゲップのナーフは威力減少よりも、CD増加による連打力低下の影響が大きいです。これにより、実装後話題になったゲップ連打によるオブジェクト削りは、それほど強い動きではなくなりました。
ゼラオラ:集団戦最強クラスのほうでん型、タイマン最強クラスのワイボル型
型:ボルチェンほうでん型 (ワイボル型はB)
レーン:上( or 中央)
ボルチェンほうでん型は集団戦で最強クラスの性能をしており、敵がまとまっていたら1vs5でも勝てる性能をしています。なおかつ、タイマンでも強いので現環境にマッチしています。
最近、上残りが流行っており、ワイボル型ゼラオラはタイマン最強クラスなので適していると言えますが、終盤のサンダー戦で集団戦になると影響力が小さくなってしまうので、そこが難しいです…
ファイアロー:全ポケ最高回転率のユナイトわざ。LH性能も高い
型:そらをとぶニトチャ型 (ブレバ型はB)
レーン:中央 or 上
そらとぶニトチャは高い追い性能、逃げ性能を誇り強力です。
最高回転率を誇るユナイトわざで、いつでも不利状況を覆せるのも強みですね。
ユナイトわざの打ち合いも、回転率の高さからこちらが有利になります。
また、そらとぶ型であればLHも取りやすく、ヨクバリスの無限ゲップの犠牲にならずタイミングを計ることができます。
ブレバ型も強力ですが、敵がまとまる集団戦でこそダメージを伸ばせて真価を発揮するので、以前ほどの圧は無くなってしまいました。また、1人で複数人を削り切るパワーがあるとは言えないので、片道切符になりやすいのが、ソロ適性の低いところでもあります。
Aー:強いが、集団戦とタイマンのどちらかの性能に欠ける
Aーはルカリオ、ゲッコウガの2体です。
どちらもキャラパワーは高いのですが、終盤の集団戦での圧力はAティアには劣るので、そこがネックになっています。
どちらも1亀あたりまでが鬼強いので、1亀取り切りを目指したいところです。
ルカリオ:タイマン性能を取るか、集団戦性能を取るか…
型:しんそくボンラ型 or グロパンボンラ型
レーン:上
以前はしんそく型の一択でしたが、タイマンが多くなった今はグロパン型の採用も増えています。グロパン型はLH性能が高いのも強いですね。
難しいのがグロパンを取ると集団戦が、しんそくを取るとタイマン性能が下がる点です。それでも強いんですけど…
また、アーリーキャリーなので、敵に序盤リードを許してしまうと一気に覆すのが難しいのも、少し残念なところです。
ゲッコウガ:基本的に1人ずつ削るので、集団戦はそれほど得意ではない
型:ぶんしん しゅりけん型 (えんまく なみのり型はB)
レーン:中央
みずしゅりけんは敵と間合いを保ちながら攻撃できるので、多少のレベル差を覆せるタイマン性能を誇ります。カメックス環境で唯一、中央担当で抗える性能を持っていました。
しかし、集団戦が得意ではないので、5vs5ではかなり難しい立ち回りが要求されます。
えんまく なみのり型は、敵の硬さや味方の削りへの依存度が高いのでB。
B:ソロで使えるレベル。ただし、A,A-ほどのキャリー力は無い
Bティアはイワパレス、アブソル、ニンフィア、バリヤード、エースバーンの5体です。
これらの評価は変わらずです。
Bぐらいまでならソロでレートを盛る目的で使えると思います。ただし、立ち回りがかなり特殊だったり、終盤力が物足りなかったり…キャリーできるかと言うと少し難しいところ。
あと、この辺から研究対象外のポケモンが増えてくるので、型などの細かい違いは割愛します。
イワパレス:荒らしの王。一応、ヨクバリスと差別化できるように。
敵陣の荒らし、オブジェクトの運ゲーに強いイワパレスでしたが、後輩のリスにその役目を奪われてしまい、評価を落としました。
リスの火力ダウンにより、敵陣の荒らしやオブジェクトの削りはイワパレスの方が強くなったので、差別化はできますが、リスと違って集団戦の能力が乏しいのはいただけません。
アブソル:タイマン重視で今アツい。A-でも良いぐらい
アブソルは圧倒的な火力と追撃性能で低耐久の相手をなぎ倒すことが可能です。
序盤の制圧力は高くダンベルルカリオのカウンターになる他、流行りつつあるカジリガメ出現後の上残りを許さないので、環境に適していると言えます。
集団戦は苦手なので、終盤は慎重な立ち回りが必要になります。
ニンフィア:回転率の高い攻撃わざでダメージレースに強い
ニンフィアの攻撃わざは、ライン管理が強力なハイパーボイス、機動力も兼ね備えたマジカルフレイムがありますが、どちらもわざの回転率が非常に高く、ダメージレースで優位に立つことができます。
Lv.4から強力な存在となりますが、ユナイトわざはそれほど強くないので終盤は少し物足りない性能なのが弱みです。
バリヤード:ソロだとバランス型のような運用が可能
サポート型の分類ですが、ねんりきによる壁ドンの瞬間火力はアサシンのようなもの。さらにそこそこの耐久もあるため、第一印象ではそこそこの火力+耐久を持つバランス型に近い感じ。
集団戦で影響力が低くなるガードスワップ型も、タイマンが多い今では強力になりつつあります。
エースバーン:ソロだとゲッコウガの劣化になりがち
エースバーンは集団戦が強く、フルパではゲッコウガより高い評価を得ることの多いポケモンですが、ソロだと立ち位置が難しいので評価を下げました。
タイマン寄りの環境変化も逆風になっています。
C:ソロ適性orキャラパワーが低い
Cはタンクやサポーター、機動力の低い遠距離系など味方依存度が高いポケモンや、純粋にパワー不足なポケモンが揃っています。言いたいこともある程度似ているので、まとめて話します。
ジュナイパー:機動力の低さがエスバゲコとの差
ジュナイパーは通常攻撃で火力を出すADCというタイプですが、ゲコエスバとの決定的の差として、使いやすいブリンクを持たないことです。
回転率の良いニトチャや、ごまかし性能が高いかげぶんしんのようなわざがあれば、評価は大きく変わったでしょう…。
かげうちは移動速度アップが残念すぎますし、リーフストームは相手が妨害無効で突っ込んできたら何もできません。
フルパではそこそこの実績も出していますが、ソロでの活躍は非常に難しいでしょう…。
アローラキュウコン:火力は上がった、けれど終盤の活躍が非常に難しい
アローラキュウコンはアプデにより、特攻ステータスの上昇と、ふぶきの威力強化が来ました。
これにより、高い瞬間火力を出せるようになりました。
もとからの序盤の制圧力に加え、終盤でも火力が出せるようになったのは非常に大きいです。
しかし、基本的に一方向にしか攻撃できないので、敵に囲まれ得るサンダー戦では非常に立ち位置が難しいポケモンです。
わざのCD中に次の敵とも遭遇しやすいので、かなり終盤の活躍が難しいポケモンですね…
カイリキー:ダンベルを積めれば火力が出る…と見直されている
カイリキーはナーフされてからずっと低評価を受けているポケモンですが、最近、少しずつ見直されています。
ルカリオと同じ様にダンベルを積むことで火力が一気に伸びるので、そこが再評価に繋がっていますね。
とは言え、序盤は弱く、終盤もユナイトわざ以外は飛び抜けた性能をしているわけでもないので、同じバランス型でハイスタンダードなルカリオで事足りてしまうのも実情です…
プクリン、カビゴン、ヤドラン、マンムー、カメックス:タンクは味方との連携が必須でソロだとキツイ
これらのタンクは高耐久で敵の攻撃を受けつつ、敵を妨害して味方をサポートする能力が強みなので、味方との連携は必要不可欠です。
いずれもフルパなどでは強いのですが、味方依存度が高いのでソロには向きません。
プクリンのうたう ころがるやマンムーのこおりのキバで敵をスタンさせているのに、味方がのんびりファームしているとやるせない気持ちになります…
ピカチュウ、ウッウ:機動力に乏しいメイジは、できることが限られてくる…
ピカチュウとウッウと言ったメイジは火力こそ出せるものの、タイマン性能は低く、狙われた時に逃げる手段にも乏しいので、ソロでの立ち位置は非常に難しいです。アロキュウと同じですね。
ウッウはダイビングエアスラ型なら機動力を補えますが、それだと集団戦の圧力が減ってしまうので、いずれにせよキャリー力があるとは言い難いです。
ワタシラガ:サポートしがいのある味方がいないと詰み。
ワタシラガはフルパなどではよく見かける強力なポケモンです。
しかしタンク同様、味方依存度が高いのでソロには向きません。
強い味方についていってサポートする動きが強いのですが、味方がポンコツだと摘みです。
ユナイトわざなどでサポートしているのに、逃げいていく味方がいると、どうしようもありません。
ゲンガー:純粋なパワー不足
ゲンガーは前回のアプデで回復能力が与えられました。僕自身、ゲンガーが大好きなので使ってみましたが、まぁ、火力が低いです。
厳密には低くないのですが、リスク・リターンが見合ってなさ過ぎです。
序盤最弱クラスな点、低耐久で立ち回りが難しい点からC止まりです。
リザードン:ユナイトわざだけは強い
リザードンはユナイトわざこそ強力なものの、それ以外が正直、パッとしません。
2進化なので序盤が弱いのはもちろんのこと、終盤もわざの打ち合いで普通に負けているのを見かけます。
D:キャラパワー・ソロ適性の両方が低い。
Dティア常連のガブリアス、サーナイトは相変わらずで、サポート専門のハピナスも変わらずです。
よほどの練度が無いとソロで使っても何もできないので、半端な覚悟でピックするのは止めましょう。
ガブリアス:どれだけ強化されても、基本コンセプトが弱すぎる
ガブリアスは度重なる強化を受けていますが、Dティアを脱するには程遠いです。
通常攻撃速度をアップしようが、ドラゴンダイブのダメージを上げようが、通常攻撃主体というコンセプトが弱すぎで敵に逃げられて終わりです。
はやくプクリンみたいな魔改造してどうぞ。
サーナイト:集団戦が少なくなって存在意義が消えた
以前は終盤が強いので何とかやれるサーナイトでしたが、集団戦ありきだったので、今は活躍の場がありません。
序盤最弱、終盤でも活躍しにくい環境…と、序盤 中盤 終盤隙が無く、弱くなってしまいました。
ハピナス:ソロ適性がワーストクラス
攻めのサポートが強力でフルパでも採用されますが、ソロ適性は絶望的に低いです。
サンダーを取らないと勝てない状況で味方が草むらでじっとしてたら、もう終わりです。
自分から試合を動かそうにも、プクリンのような耐久も、ワタシラガのような遠距離攻撃も無いので、前に出たらやられて終わりなのでホントにキツい…
最後に… 現環境の感想
個人的な感想ですが、リス追加前の環境に戻った。という印象です。
ヨクバリスの数は間違いなく減ったので、カウンタージャングルによる荒らしでストレスをためて、オブジェクト戦も無限ゲップで運ゲーに持ち込まれることはかなり減りました。
ただ一方で、ソロで使えるキャラが増えたわけでもないので、真新しい楽しさというものは感じません。
とりあえず、ずっと低評価なDティアのキャラを何とかしてくれることに期待です!
以上
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