???『カイリュー はかいこうせん
こんにちは、ソロメインのゲーマー、カサンドラです。
以前から作っているソロ向けのティア表の第7弾です。
前回のティア表作成は12月13日でアマージョ追加後の環境をまとめたものでした。
そこから変わったのは、カイリューの追加、強化メインのバランス調整です。
バランス調整で直接的な評価が変わったポケモンもいれば、環境が煮詰まってきて評価が変わったポケモンもいるので、その辺りを中心に触れていきたいと思います。
ソロでマスターを目指すorレートを盛る人に向けたティア表なので、参考になれば幸いです。
カイリューOP。バランス調整の影響は小さい
カイリュー:試合のコントロール力が非常に高い。OP
新規追加のカイリューですが、かなり強いです。OP(Over Powered)です。
機動力・ラストヒット性能・ゴール性能が高いのでソロ向きの性能をしています。
集団戦はそれほど得意では無いですが、立ち回りによって十分戦える性能をしています。
バランス調整:弱キャラの救済多数。強キャラのナーフも微小
今回のキャラごとのバランス調整は正直なところ、それほど影響の大きなものではありません。
あまり使われていなかったポケモン、わざの強化がありましたが、ピカチュウのユナイトわざ以外は控えめな調整になっています。
また、アマージョ、舞ドレバナ、サーナイトなどの強キャラのナーフもありましたが、いずれもまだまだ前線で戦える能力があります。
(多くの人にとってはゼラオラのスパーク火力に関する調整が一番嬉しいのかなと思います。)
ソロでもゴール重視の考えが見え隠れしている
ここではソロの話をしていきますが、少なからずフルパなどの影響も受けています。
特に、最近のフルパはゴールマクロ(Y)の勝率が非常に高く、単体でも似たような動きを流用できるカイリューやファイアローでゴールによる試合コントロールがソロでも見受けられるようになりました。
ティア表の作り方
ティア表を作りたい方は、こちらのサイトで作ってみてください!
ティア表&解説
さっそくティア表を見ていきましょう。
繰り返しになりますが、ソロ向けのティア表なのでフルパだと評価は異なります。
評価が変わったポケモンの中には、キャラ自体の調整により評価が変わったポケモン、考えが煮詰まってきて評価を見直したポケモンの2種類がいます。以下の考察ではこれらのポケモンを中心にまとめていきます。
アッパー・ナーフの影響を受けたポケモン
:ピカチュウ↑、(ゼラオラ↓)
評価を見直したポケモン
:サーナイト↑、ニンフィア↓
S:カイリュー最強
今回のSティアはカイリューです。ティア表作成時に「強いけどSという程ではない…」と思うことが多いのですが、さすがにカイリューは頭ひとつ抜けています。
カイリュー:試合のコントロール力が非常に高い
型 :竜舞&はかいこうせん型
レーン:中央エリア
非常に回転率の良いムーブわざである りゅうのまい に加え、ユナイトわざ並みの火力を誇る はかいこうせん、さらには自由度の高いユナイトわざで何度もおたすけバリアを利用したり奇襲ゴールを仕掛けたり…とにかく行動の幅が非常に広いです。
竜舞のスタック維持 や ユナイトわざの使い方を意識すると、最低限の動きはできると思います。
カイリューの操作自体は簡単な部類ですが、Lv.8進化なので1ガンク目の重要度が高い、バックドアのタイミング など独特の難しさがあるので、カイリューを使いこなすと言うよりポケユナ力が求められるポケモンだと思います。
A:集団戦ができる かつ 動きの自由度が高いポケモン達
キャリー力 ≒ 複数人を相手できるパワー
Aティアは変わらずアマージョ、フシギバナ、ファイアローの3体です。
アマージョやフシギバナは微ナーフを受けたものの、まだまだ現役です。
Aティアを考える上で集団戦のパワーを意識しました。
ソロでやるとマッチングがランダムなので、味方がポンコツだったりすることもざらにあります。
そのような試合でも勝率を少しでも上げていくためには、1人で集団戦ができるポケモンが必要になり、これら3体は集団戦でも戦える性能をしています。
タイマン時にも弱くはなく、機動力もあるので状況に応じて逃げor追いを選べる点でも優秀です。
アマージョ:使い手によって開拓が進む!
型 :トリプルアクセル&グラススライダー(トロピカルキックもアリ)
レーン:上レーン (どこでも強い)
特性によるわざの回転率が異常で、シールドや回復も相まってすさまじい継続戦闘能力を誇ります。集団戦でも鬼強いのでナーフされたもののAティアは固いです。
2進化にも関わらず、序盤もそれほど弱くない&進化が早いのもポイント。
追加後、使い手による開拓が進んで、どんどん強くなっている印象です。
終盤の集団戦はルカリオ以上のパワーを持っています。
フシギバナ:ナーフされたものの集団戦のパワーは健在。
型:舞ドレ型
レーン:下
舞ドレフシギバナは、ギガドレインを複数体に当てることで回復量が増加し、はなびらのまいでギガドレインCDも減少するので集団戦で鬼のような強さを誇ります。
はなびらのまいが弱体化されたものの、移動速度が落ちただけで集団戦のパワーは相変わらずです。リスやイワパなどを追いかけにくくなったぐらいでしょうか?
バトルアイテムはキズぐすり か なんでもなおしの2択になると思います。
キズぐすりは序盤のレーン戦や殴り合い性能を高めてくれます。なんでもなおしはフシギバナが苦手なCCへの対策となり、CCされている間にギガドレインを打てずに落ちてしまう…という事態を避けることが出来ます。(個人的には安定感のある、なんでもなおしがオススメ)
ファイアロー:全ポケ最高回転率のユナイトわざ。LH性能も高い
型:そらをとぶニトチャ型
レーン:中央 or 上
そらとぶニトチャは高い追い性能、逃げ性能を誇り強力です。
最高回転率を誇るユナイトわざで、いつでも不利状況を覆せるのも強みですね。
ユナイトわざの打ち合いも、回転率の高さからこちらが有利になります。
また、回転率の良いユナイトわざやそらをとぶによる大壁超えなど、機動力が高いのでバックドアなども積極的に狙うことができ、試合のコントロール力も高いです。
ブレバ型は、ソロだと1人で複数人を削り切るのが難しいので、片道切符になりやすく、ソロ適性が低いと現段階で評価しています。
Aー:Aほどの集団戦パワーは無いがキャリー力は高い
Aーはルカリオ、ゲッコウガ、サーナイトの3体です。
どれもキャラパワーは高いのですが、終盤の集団戦での安定感はAティアには劣るので、そこがネックになっています。
ルカリオ:アマージョよりも序盤力に優れる
型:しんそくボンラ型
レーン:上
以前はしんそく型とグロパン型どちらの採用も考えられましたが、グロパン型が手痛いナーフを貰ってしまったので、今はしんそく型一択です。
比較されることの多いアマージョですが、無進化なのでアマージョよりも序盤が強い分、終盤の集団戦パワーは少し劣ります。
アーリーキャリーの部類なので、序盤~1亀戦あたりで試合をリードして、そのまま勝ち切るようなスノーボール式な試合展開が望ましいですね。
ゲッコウガ:安定感抜群の中央担当
型:ぶんしん しゅりけん型
レーン:中央
通常攻撃の速度ダウンや、みずしゅりけんのナーフにより火力は下がってしまいました。
集団戦の火力だけで言えば、ADCの仲間であるエースバーンやジュナイパーには敵わないでしょう。
かげぶんしんによる誤魔化し性能や、みずしゅりけんによる回復により、前線で戦い続けることができるのが強みで、その辺りからソロ適性が高いといえます。
終盤の集団戦は難しいので、そこまでにリードを取っておきたいところ…
えんまく なみのり型は、敵の硬さや味方の削りへの依存度が高いのでB。
サーナイト:集団戦の爆発力はトップクラス
型:サイコショック型
レーン:中央エリア
サイコショックの序盤火力が下がったことで1ガンク最強ではなくなりましたが、まだサイコショックが強いです。
もう片方の みらいよち はハマれば強いのですが、敵依存が高すぎて安定しません。
Lv.7で習得するわざは、好みによって分かれますが、近接拒否を徹底したいならムーンフォース、火力を伸ばしたいならサイコキネシスが良いと思います。
オブジェクト戦やゴール防衛戦など、敵が集まりやすい場面でのユナイトわざの爆発力は全ポケモン中トップクラスなので、そこをいかにうまく扱えるかがキャリー力を左右します。
B:ソロで使えるレベル。ただし、A,A-ほどの安定したキャリー力は無い
Bティアはピカチュウ、ヨクバリス、カビゴン、イワパレス、アブソル、ゼラオラ、エースバーン、バリヤードです。
ピカチュウの評価が上がり、ゼラオラの評価が見直されました。
Bぐらいまでならソロでレートを盛る目的で使えると思います。ただし、立ち回りがかなり特殊だったり、終盤力が物足りなかったり…キャリーできるかと言うと少し難しいところ。
あと、この辺から研究対象外のポケモンが増えてくるので、型などの細かい違いは割愛します。
ピカチュウ:ユナイトわざの回転率UPで、集団戦の圧力がアップ
強化の少ないピカチュウですが、今回、ユナイトわざの回転率が大幅にアップするという強化を受けました。
今回、一番強化を受けたポケモンと言っても過言ではないでしょう。
これにより今までの課題であった、終盤の集団戦で気軽にユナイトわざを使えるようになったので、戦いやすいキャラにはなりました。
機動力や瞬間火力は低いので試合のコントロール力には乏しいですが、安定した火力が出せる遠距離アタッカーです。
ヨクバリス:まだ生存力は高い。パワーと言うより試合のコントロール力が高い
ヨクバリスは全盛期ほどのパワー、生存力は無いものの、まだまだ行動の自由度は高いです。
敵陣を荒らして経験値リードを保ったり、ユナイトわざとゴールサポーターを使ったゴリ押しゴールなどで試合のコントロール力が高いポケモンです。
カビゴン:ソロで使うならじたばた型がオススメ。
カビゴンはタンクですがLv.5で習得可能な じたばたを採用することで、高耐久のアタッカーとして運用することが可能です。
とおせんぼうを採用すれば、味方のサポートはもちろん、ロトムの押し込みなどにも使えるので、意外と試合のコントロール力が高いです。
ちなみに、じたばたのダメージは攻撃力よりも最大HPに依存するので、もうこうダンベルよりもエオスビスケットの方が火力が伸びます。
フルパだと、ワイのとおせんぼうでのゴルマク対策がアツいみたいやで。
ゴルサポ貫通で敵を押し出せるの、強いからなぁ。
イワパレス:荒らしの王。一応、ヨクバリスと差別化できるように。
敵陣の荒らし、オブジェクトの運ゲーに強いイワパレスでしたが、後輩のリスにその役目を奪われてしまい、評価を落としました。
リスの火力ダウンにより、敵陣の荒らしやオブジェクトの削りはイワパレスの方が強くなったので、差別化はできますが、リスと違って集団戦の能力が乏しいのはいただけません。
アブソル:タイマン重視で今アツい。A-でも良いぐらい
アブソルは圧倒的な火力と追撃性能で低耐久の相手をなぎ倒すことが可能です。
序盤の制圧力は高い反面、集団戦は苦手なので終盤の立ち回りが難しいです…
ゼラオラ:ほうでんによる集団戦は厳しい
スパークの火力が修正され、ぶっ壊れではなくなりましたね。
以前は集団戦重視のほうでん型、タイマン重視のワイボ型、の二択という感じでしたが、ほうでんナーフにより集団戦のパワーは間違いなく下がってしまいました。
今なら、ワイボ型で浮いた敵を各個撃破していく方が、まだ強いと思います。
エースバーン:ブレイズキック強化で近距離拒否が強力に
今回のアプデでブレイズキックの着地地点が選べるようになりました。
これにより、逃げる敵の追撃や距離を詰められた場合の離脱能力が上がり、より自由度の高い動きができるようになりました。一方で、集団戦での火力はかえんボールに分があります。
カイリューのはかいこうせんなど、瞬間火力の高いわざも増えているのでCDが短くなったフェイントの採用も視野に入ります。
バリヤード:ソロだとバランス型のような運用が可能
サポート型の分類ですが、ねんりきによる壁ドンの瞬間火力はアサシンのようなもの。さらにそこそこの耐久もあるため、第一印象ではそこそこの火力+耐久を持つバランス型に近い感じ。
集団戦で影響力が低くなるガードスワップ型も、タイマンが多い今では強力になりつつあります。
C:ソロ適性orキャラパワーが低い
Cティアのポケモンは前回とほとんど変わっておらず、タンクやサポーター、機動力の低い遠距離系など味方依存度が高いポケモンや、純粋にパワー不足なポケモンが揃っています。言いたいこともある程度似ているので、まとめて話します。
ニンフィア:終盤力の低さが致命的
ニンフィアの攻撃わざは、ライン管理が強力なハイパーボイス、機動力も兼ね備えたマジカルフレイムがありますが、どちらもわざの回転率が非常に高く、ダメージレースで優位に立つことができます。
Lv.4から強力な存在となりますが、終盤は弱く、何よりもラストヒット性能が低すぎるのでオブジェクトの取り合いで非常に弱いです。
後述するメイジ系と同じく、出世したピカチュウで事足りてしまう感は否めません。
プクリン、ヤドラン、マンムー、カメックス:タンクは味方との連携が必須でソロだとキツイ
これらのタンクは高耐久で敵の攻撃を受けつつ、敵を妨害して味方をサポートする能力が強みなので、味方との連携は必要不可欠です。
いずれもフルパなどでは強いのですが、味方依存度が高いのでソロには向きません。
ヤドランの調整も、キャラパワーが変わるというほどではありません。(見方によっては弱体化?)
ゲンガー、リザードン:育っても弱い…。やはりパワー不足
ゲンガーとリザードンは2進化なので序盤が弱いです。かと言って、終盤が飛び抜けて強いわけでも無いので、ソロで採用する価値は低いです。
アロキュウ、ジュナイパー、ウッウ:それ、ピカチュウで良くね?
ウッウ、アロキュウと言ったメイジ&ジュナイパーは火力こそ出せるものの、タイマン性能は低く、狙われた時に逃げる手段にも乏しいので、ソロでの立ち位置は非常に難しいです。
メイジを採用するにしても出世したピカチュウの方がパワーがあるため、これらを採用する理由はあまりないです。
ジュナイパーはリフストの強化は大きいものの、まだソロ適性は低いです。かげぬいはまだ弱い。
ワタシラガ:サポートしがいのある味方がいないと詰み。
ワタシラガはフルパなどではよく見かける強力なポケモンです。
しかしタンク同様、味方依存度が高いのでソロには向きません。
強い味方についていってサポートする動きが強いのですが、味方がポンコツだと摘みです。
ユナイトわざなどでサポートしているのに、逃げいていく味方がいると、どうしようもありません。
D:キャラパワー・ソロ適性の両方が低い。
Dティア常連のガブリアス、カイリキーは相変わらずで、サポート専門のハピナスも変わらずです。
よほどの練度が無いとソロで使っても何もできないので、半端な覚悟でピックするのは止めましょう。
ガブリアス:どれだけ強化されても、基本コンセプトが弱すぎる
ガブリアスは度重なる強化を受けて、今回も大幅な強化ですが、Dティアを脱するには程遠いです。
育てば強いサーナイトとは異なり育っても弱いので救いようがありません。
通常攻撃主体というコンセプトが弱すぎで敵に逃げられて終わりです。
カイリューの下位互換みたいになってますし、はやくプクリンみたいな魔改造してどうぞ。(n回目)
カイリキー:ゲンガー、リザードンと同じく育っても弱い
ただでさえLv.9進化が厳しい時代で、アマージョ、ルカリオという強力なバランス型を差し置いてこやつを採用する理由はほぼないです。
似たような立ち位置のゲンガー、リザードンと違って、たたりめ連打や、リザユナイトのような上振れ要因に乏しいのもツラいところ。
ハピナス:ソロ適性がワーストクラス
攻めのサポートが強力でフルパでも採用されますが、ソロ適性は絶望的に低いです。
サンダーを取らないと勝てない状況で味方が草むらでじっとしてたら、もう終わりです。
自分から試合を動かそうにも、プクリンのような耐久も、ワタシラガのような遠距離攻撃も無いので、前に出たらやられて終わりなのでホントにキツい…
最後に… 現環境の感想
個人的な感想ですが、カイリュー以外のバランスは良いと思います。
カイリューは機動力、戦闘力、ゴール力、ラストヒット力、全てに優れていて特にソロでは強すぎます。
カメックスやバグオラのようにいくつかのキャラを潰すタイプでは無いのが、まだ救いです。
A~Bのキャラはどれも強くなってきているので、C以下のアタッカーがソロでも使えるように強化していってくれると、個人的には嬉しいですね。
以上
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