【ポケモンUnite】ソロ向けtier表を作ってみた!

ポケモンユナイトのソロ向けティア表 ポケモンUNITE

強いポケモン弱いポケモン そんなの人のかって

こんにちは、カサンドラです。

今回は、ポケモンユナイトにおけるソロ向けのtier表を作ってみました。
巷にあふれているtier表って、最上位勢が作ったフルパ向けのtier表でソロ勢にとってはあまり参考にならないのですよね…。(他はエアプ攻略サイトによる理解に苦しむtier表とか)

僕自身は全てのポケモンを使いこなせるレベルではありませんが、少なくともマスター帯で使いこなせている人達を見た上での判断なので、割と妥当な内容だと思います。
無課金ソロプレイヤーの人の購入の参考になれば最高ですが、そうでなくともゆる~くお楽しみ頂ければ幸いです。

※09月29日 追記

09月22日のアップデートで大きく環境が変わりました。新環境についての記事を追加したので、新しい情報を知りたい方はこちらの記事をオススメします。

tier表

さっそく、tier表を載せます。
表はこちらのサイトで作成し、足りなかったサーナイト、ハピナス、カメックスの画像を継ぎ足しました。同ランク内での左右差は考慮していません。

S:カメックスOP

Twitterやスレなどでは、よく「カメックスOP」という言葉を目にします。
(OP:Over-Powered。強すぎること)
当然、ソロで上を目指すなら最強キャラを使うのが手っ取り早いので、カメックスを使いましょう。

カメックスはディフェンス型らしい耐久力と、アタッカー型レベルの攻撃力を兼ね備えた攻守ともに最強クラスのポケモンです。
しおふき や 赤バフ(バッフロン倒すと貰えるやつ)攻撃で相手の移動速度を落としてから、こうそくスピン+しおふきでまとめて狩ることができるので、低耐久・低機動力のポケモンをまとめて殲滅できます。これにより集団戦の圧力は凄まじく、ユナイトわざも強力なので手がつけられません。
こうそくスピンの妨害無効時間も長く、対策はほぼ困難です。

一応の弱点として、「機動力の無さ」「わざのクールタイムが長めなこと」などが挙げられますが、それをもってしても余りある性能をしています。
一番の欠点は、カメックスだらけで味方が先にピックしてしまうのが多いことでしょうか。

今はカメックス中心に環境が回っている

カメックスの存在は自身のみならず、他のポケモンの評価にも大きな影響を与えています。
カメックスにあっさりやられてしまう低耐久・低機動力のアタッカー、妨害能力がウリのポケモンは以前より評価を落としています。
逆に、カメックスを補助できるサポーターの評価が上がっており、フルパでは「カメックス+サポーター」という編成が見られます。

A:ソロ適性が高い

キーワードは3つ 「機動力」「LH性能」「タイマン性能」

「ソロ適性が高い」とはどういうことでしょうか?
あくまで持論ですが、キーワードは「機動力」「LH性能」「タイマン性能」の3つです。

機動力はソロでやる上では非常に重要な能力です。
相性的に苦手な相手に対面した場合や、状況的に不利(数的不利、低体力など)な場合でも、逃げれば良いのですから。
もちろん、有利状況ならそのまま攻めることも出来るので、選択の余地を作る機動力は重要な指標です。

LH性能とはLast Hit性能のことで、野生ポケモンの止めを刺す能力です。
特に、重要なオブジェクトである、カジリガメやサンダーを取ることが出来れば不利な戦況を覆すことが出来ます。
数的不利を背負っていても、スティールする可能性が生まれますし、逆に有利状況での敵のスティール対策にもなります。

タイマン性能とは言わずもがな、1vs1で戦う能力です。プレイヤースキルの依存度が大きいですが、やはりキャラパワーは偉大です。
これがあれば、相手のジャングルを荒らしたりしている時に見つかっても返り討ちにできるので、行動の自由度が広がります。

ゼラオラ:序盤・終盤 隙がない

無進化なので序盤が強いのはもちろんのこと、大器晩成型なのでLv.8で習得できる ほうでん やLv.10のユナイトわざが非常に強力で終盤も強いです。
不利状況のサンダー戦でも、ユナイトわざ+ほうでん でワンチャンLHを狙いやすいです。

弱点は中盤で、上下レーンを担当していると1回目のカジリガメ戦までにLv.8になることが困難なので、そこでは周囲のパワーアップに遅れを取ってしまいます。

スピード型ながら耐久はそこそこで、持ち前の機動力や強化攻撃による回復、ほうでんのシールドで生存力を補うことが出来るので、上手い人と下手な人で硬さが大きく異なるポケモンです。

エースバーン:超遠距離から安全にLHを狙える

エースバーンで強いのが、超遠距離攻撃で単発 高火力のユナイトわざです。
これにより安全にカジリガメやサンダーのLHを狙うことが出来ます
(他のポケモンだとオブジェクトに近づく過程で妨害されがち)
似たようなことができるフシギバナと違って機動力があるので、見つかっても逃げやすいのが良いです。

弱点は序盤。カメックスやゲッコウガに中央を譲るので、レーンに行くしか無いのですが、LH性能が低いので、とにかく弱い。うまく立ち回らないとレベルアップ・進化ができず、どんどん差がついてしまいます。

イワパレス:異質な存在。機動力とゴール力が高い

イワパレスは他ポケモンとは別種の強みを持つ、異質な存在です。
カメックスが「耐久+火力」を持っているなら、イワパレスは「耐久+機動力」を持ったディフェンス型です。「ディフェンス型」とは…

からをやぶるによる機動力は全ポケモン中トップクラスで、逃げればほとんどのポケモンが追いかけられません。

ステロ型だとタイマン性能が低いのでキル能力こそ控えめですが、野生ポケモンにステロ撒いて逃げていれば良いので、そもそも戦う必要がないのです。ユナイトわざで相手のストーキングをすればキルも可能。

終盤もユナイトわざ+ステロ+エネコでサンダー合戦の運ゲーをしかけたり、おたすけバリア+ゴールサポーター持ちでユナイトわざを使って大量シールドを展開して、敵の攻撃を受けながら強引に100点ゴールを入れるなどできるので、不利状況でも常にチャンスを作ることができ、かなりソロ適性が高いです。

ルカリオ:バランスよく強い

ルカリオは言わずもがな、最強クラスのポケモンです。
フルパでも採用率は一位だったりと、ガチ構成で見ない日はありません。

攻・守・走すべて揃ったバランス型で、無進化らしく序盤が強いのはもちろんのこと、グロウパンチ or しんそく習得のLv.5で一気に強くなります。
終盤も序盤ほどの圧は無いものの、持ち前の耐久(とくせい込み)で生存率が高いのでコンスタントに仕事をしてくれます。

もうこうダンベル持ちのルカリオが非常に強力で、ゴールによる回復で敵陣付近に居座り続けられるので、瞬間火力の出せない相手だと手も足も出ずに全部の野生ポケモンを狩られてしまいます。

ゲッコウガ:まだまだ強い。中央でも行ける

一時代を気づいたゲッコウガですが、カメックスの登場により大きく数を減らしました。

しかし、まだまだ戦闘能力は十分に高い。なんならカメックスと共存も可能です。
レーンにいっても基本わざの あわ で瞬間火力が出せるので、戦えます。

もちろん、カメックスがいない場合に中央に行くのもありで、みずしゅりけんを採用することでカメックスと殴り合うことが可能になります。
特に、プクリン、ルカリオ、カメックスと高耐久のポケモンが多い環境では、とどめ専用に近い なみのり よりコンスタントにダメージを出せる みずしゅりけん の方が主流です。

B:パワー不足 or 強いけどソロ向けではない

続いてはBランクです。
Bランクのポケモンは単純に性能的にAランクに劣るポケモン、もしくはポテンシャルはあるけれど野良では活かしづらいポケモンたちになります。
味方依存度が高いサポート型や、カメックスから逃げる性能が低い遠距離アタッカーのポケモンがこれに該当します。遠距離アタッカーは味方のタンクが仕事をしてくれないとキツイですね。

フシギバナ:位置取りが重要。タンクありきの存在

フシギバナは上位でも一定の評価を得ているポケモンです。
遠距離から飛んでくるソーラービームは驚異そのもの。

しかし、単体性能は低くタイマンだとほとんどのポケモンに殴り負けます。
なので集団戦で後ろからちまちまビームを撃つのが強いのですが、それをするには味方前衛がうまく前線を維持してくれることが必須で、それが出来ないとラインを下げざるを得ず、ジリ貧です。

致命的な弱点は逃げ性能が低いことで、これがカメックス環境ではキツイところ。
しおふきにひっかかると、減速効果によりだっしゅつボタンありでも逃げられないことがあります。
味方と連携が取りづらい野良だと、立ち位置が非常に難しいですね。プクリンの歌うからも逃げられません。
機動力を高める はなびらのまい を習得すると、ソーラービームが使えなくなるジレンマ。
両採用できたら、間違いなくトップクラスの評価を得ている。

ウッウ:ポテンシャルを活かすには頼りになる前衛の相方がほしい

ウッウは序盤の火力もさることながら、終盤のユナイトわざによる空間制圧能力が高いポケモンです。
特に、オブジェクト戦でユナイトわざを使えば相手は近寄りづらくなり、有利に進められます。

しかし、序盤も終盤も味方のサポートが重要になります。

序盤は うずしお で火力こそ出るものの、LH性能は低いのでスティールに弱いです。LHは味方にお願いしたいですね。
また強力なユナイトわざも、敵集団にフルボッコされたらさすがに負けるので、単体ではそれほど圧がかけられません。

エアスラッシュで引けるとはいえ、フシギバナ同様、逃げ性能が高いとは言えないのが現環境ではツラいですね。

バリヤード:タイマンは強いが、集団戦ではサポート寄り

バリヤードはサポート型と言う名のアタッカー型です。ねんりき による瞬間火力が出せるのでアサシン性能が高い。
特に、ガードスワップを採用すると防御力が上がる特性込みでトップクラスのタイマン性能を誇ります。

しかし、ガードスワップは集団戦に不向きで、集団戦だといかにうまくバリアーが使えるかにかかってきます。
サンダー戦で通路を封鎖したり、ユナイトわざで敵集団をまとめてひるませたり…と強いのですが、その間に味方がサンダーを攻撃してくれないと空振りになりがち…。

カビゴン:タンク性能はピカイチ。ただし火力は味方依存

カビゴンは一時代を築いた元祖タンクキャラですが、ナーフと環境の変化により数を減らしてしまいました。

とおせんぼう や あくび による足止め性能は健在で、ユナイトわざの回復も相まってタンク性能は高いです。しかし、やっぱり火力は味方依存なので野良だと厳しい。じたばた を使うぐらいなら他キャラで良いし…。
タンクのくせに火力を出せる亀がおかしいゴン…

それでも序盤では瞬間火力を出せて耐久も安定しているので、安心感がありますね。

プクリン:性能はS。味方と歩調が合わないとキツイ

プクリンはいつぞやの魔改造により、耐久能力が大きく向上し一気に環境上位に躍り出たポケモンです。

序盤力が高く、Lv.4で うたう を習得した時が非常に強力で、一回目の蜂戦を大きくリードできます。

妨害無効で突撃してくるカメックスには少し弱いですが、後出し うたう で対策は可能なので、どっちがわざを後出し出来るかゲーミング。
なんなら、うたうで眠らせた集団を味方のカメックスがまとめて削るという連携も出来るので、カメックス環境でもイキイキしています。

なんでもなおしが増えているので、敵の構成次第では うたう ではなく ころがる を採用しても良いですね。

ユナイトわざはシールド付与と妨害無効を自身と味方に付与できますが、いざとなったらゴールサポーター+おたすけバリアでゴリ押しゴールが可能です。

性能的には間違いなくS tierなのですが、味方依存度が高いのでソロだとBランク。

ワタシラガ:高耐久環境にマッチ。味方がイケイケだと相性良し

ワタシラガは元祖ヒーラーで、コットンガードによる味方へのシールド付与やグラスミキサーによる味方のスピードアップでチーム力を向上させることができます。
特にこれらは集団戦だと猛威をふるいます。

ルカリオ・プクリン・カメックスのような高耐久ポケモンに何度もシールドを付与できますし、カメックスベイブレードをグラスミキサーでスピードアップさせるなど、うまく環境にマッチしています。

弱点は序盤(~Lv.3)の弱さ味方依存なところ。サポート型なので当然なのですが、やはり野良では安定しません。
たまに、グラスミキサーやユナイトわざを攻撃用にしか使わない人いるけど、それならワタシラガ以外を使ってどうぞ。

アロキュウ:序盤はアタッカー。終盤は補助寄り

アローラキュウコンはアタッカー型でありながら、こおり状態やマジカルシャインによって敵を一時的に無力化出来る妨害能力に長けたポケモンです。

早熟タイプなので、アタッカーとして活躍するのは最序盤です。序盤はムーブわざや妨害無効わざを持っているキャラが少ないので、こおり状態による足止めが刺さってキルしやすいです。

しかし、終盤だと火力不足感が否めず、妨害能力を活かしてサポートをすることになります。
何度も言っているように、サポートは味方との連携が必要なため、野良だと安定しません。
特に、終盤での火力ダウンは相手の逆転を許してしまうことにも繋がり、序盤で作ったリードを覆されやすいです。

ハピナス:味方の攻めの安定度が上がる。良い相方探しが重要

ハピナスはワタシラガ同様、ちゃんとしたサポート型です。どこぞのピンクいタンクや、アタッカー気質なパントマイマーみたいなエセサポート型ではありません。

防御力と機動力を補ってくれるワタシラガに対して、ハピナスは攻めの強化を行なってくれます。
てだすけ による通常攻撃速度のアップや、しんぴのまもり による妨害無効で味方の攻撃を安定させることが出来ます。
もちろん、しんぴのまもりだけではなく、回復目的の たまごうみ も強力。

ワタシラガよりも単体へのアシストが得意なので、プレイが上手な相方を探すことが重要になります。
エスバ や こうそくスピンカメックスなど通常攻撃が強いポケモンと好相性ですが、それらのプレイヤーが逃げ腰でプレイ上手いのがカビゴン…なんて残念なこともあります。

サーナイト:きちんと立ち回れば強い

何かと評価を下げがちなサーナイトですが、きちんと立ち回れば強いと思っています。

序盤が弱いので、丁寧な立ち回りが求められるのはもちろんのこと、適度にファームしてLv.6 or Lv.10を目指す必要があります。この辺りのファームのバランス感覚が難しく、弱いサーナイトはいつまでも集団戦に参加して相手のエサになってしまったり、逆にいつまでも一人でファームして味方陣が崩壊していたり…

範囲攻撃が強力な関係上、集団戦に強く、きちんと育つことが出来ればかなりの圧力を誇ります。

ただし低機動力の遠距離アタッカー共通のカメックスに弱い点や、なんでもなおし採用が増えてユナイトわざから逃げられやすいなど、環境的には少し逆風かもしれません。

C:現環境では苦しい

C tierのポケモンは環境的に厳しいポケモンが多いです。
相当上手い人が使えば野良でも戦っていけますが、普通に使うとパワー不足感が否めません。
上でも述べているように高耐久環境なので、一時的な妨害能力がウリにも関わらず敵を止めても仕留めきることが困難なポケモンたちや、瞬間火力で敵を倒すアサシンタイプがキツイ環境です。

また中央適性があるものの、カメックスやゲッコウガに席を奪われているポケモンが多いです。

リザードン:ユナイトわざの一発芸人になりがち

リザードンの強みといえば、凄まじい圧を誇るユナイトわざです。ウッウと異なり、自身が移動できるので、弱って逃げる相手を追い続けて殲滅することが出来ます。
リザードンのユナイトわざは他ポケモンより回転率が良く、野生ポケモンのファームも早めなので、バンバン使っていけます。

しかし、その強力なユナイトわざを積極的に使おうとすると中央エリアに行きたいのですが、カメックスやゲッコウガほどのパワーは無いため、居場所がありません

また、ユナイトわざも無敵ではないので、終盤は敵集団の返り討ちに遭うことが多く、対策されやすいです。

ピカチュウ:序盤は強い。終盤はうまく立ち回らないと最弱クラス

ピカチュウの強みは拘束能力が高い エレキネット やホーミング効果のある エレキボール で敵を仕留められる序盤力です。特に序盤のレーン戦はお互いの削りのペースがゆっくりのため、「ある程度体力が減ったら帰る」というパターンが多いのですが、ピカチュウはそれを許しません。

しかし、終盤に行くほどパワー不足になっていき、ユナイトわざも弱い部類なのでアタッカーとしての運用はきびしくなります。
低耐久かつサポート寄りになるので、終盤で捲られやすいです。

ヤドラン:環境的にタンクとしてもサポーターとしても微妙…

ヤドランは巷では評価が低いですが、性能自体は悪くないと思います。

テレキネシスはやっかいな敵を足止めできるのでオブジェクト戦やゴール付近で良い仕事が出来ますし、
タンクとしても、きちんと殴り合えば自身の特性により回復できるので、意外と硬いです。

しかし、環境にマッチしていないというのが非常に大きいです。
以前はテレキネシスやユナイトわざで止める対象が、低耐久かつ逃げ性能が高いゲンガーやゲッコウガでしたが、今は高耐久のカメックス、しかも止めたいスピン中は妨害無効付きでユナイトわざを使わないといけません。

カメックス、ルカリオ、プクリン環境では耐久力が十分なので、残りの枠にタンクを入れるより強力なサポーターやアタッカーを入れるほうがバランスが良いです。

プレイヤーのほとんどが疑問に思っているのは、なみのり のナーフ。確かにそれなりに強く、ねっとう より採用率が高かったですが、ナーフするほどではないと言う意見がほとんどです。
「(ゲッコウガの)なみのりナーフを求められた運営が勘違いした」という説を信じたくなるほどに、謎ナーフでした。

カイリキー:周囲のインフレに置いていかれた。妨害無効が多いのもツラい…

カイリキーは初期こそ暴れまくっていた印象ですが、クロスチョップのナーフや周囲のインフレに置いていかれた存在です。

カイリキーの代名詞とも言えるじごくぐるまも、強力な拘束能力があるとはいえ、高耐久環境ではあまり機能せず、味方との連携も必要なため、野良だと厳しいです。
止めたいカメックスのスピンも妨害無効で止められないですし、なんでもなおしで無効にされるのも厳しいです。

ゲンガー:序盤の弱さが致命的。中央にも居場所がない。

ゲンガーはゲッコウガ登場以前まで、ジャングラーとして暴れまくっていましたが、ナーフやゲッコウガ環境への移行により、めっきり見なくなりました。

個人的に一番好きなポケモンなので、ナーフ後も使っていましたが、パワーの限界を感じてからゲッコウガに移行しました。
2種類のわざを使って戦うゲンガーに対して、通常攻撃となみのりで完結するゲッコウガの方が普通に強いです。

一応、逃げる気がないカメックスや逃げ続けるイワパレスに対して強く出れるという特徴もありますが、中央を取ってまで使うか…といわれればビミョーですし、レーンでは弱すぎるので、居場所がない状態です。
プクリン対策のなんでもなおし採用が増えているのも逆風。シャドボゆめくいも他のアサシンで良い感が否めません。

ファイアロー:奇襲しても仕留めきるのが難しい環境

ファイアローは序盤の火力スピード型らしい奇襲力がウリのポケモンです。
ブレイブバードと追撃により、体力が減った相手を一掃することが出来、スティール性能も高いです。

しかし、基本的に一方通行で安全に帰る手段が無いので仕留めきることが求められるにも関わらず、高耐久環境ではそのようなタイミングが少ないのがツラいです。
そもそも、味方の削り依存なのでやはり野良では安定しません。

そらをとぶ は無敵こそ強いもののブレイブバードと違って相手にバレバレのため、対策されやすいです。

アブソル:序盤でリードを作ることが必須

アブソルは序盤から高い殲滅力を誇るので、序盤でリードしてそのまま優位を保ってスノーボール式に勝つことが可能なポケモンです。

しかし、レベル差を作る事ができないと次第にパワー不足になっていき、終盤には不利になるため、いかに序盤でリードを作れるかがカギだと思います。
そのため、レベル差を作りづらいレーンでは優位をとるのが難しく、中央エリアをもらうことで強みが活きます。

最初の蜂戦で蜂を取り切るぐらいでは足りず、敵を2キル or 3キルしてゴールするぐらいしないと割に合わないので、繊細な立ち回りが求められるにも関わらず攻めっけが必要な上級者向けポケモンだと思います。

以前はゲッコウガ や エースバーンなど低耐久のキーポケモンが多かったので動きやすかったですが、高耐久環境では更に難易度が上がっています。

個人的にプレイヤースキルへの依存度が最も高いポケモンだと思います。強い人が使うと相手が早期降参をするぐらいにリードできますし、弱い人が使うと空気みたいなキャラになります。

D:ガブリアス逆OP

最後にDランクですがガブリアスのみとなります。飛び抜けて弱いです。
一応、マスター帯で勝率50%になるぐらいまで使い込みましたが、勝ち試合でも「あれ?これ自分いなくても勝ててるよね…」というパターンが多かったです。

一度、全面的な上方修正で使いやすくなったものの、まだ弱い。
序盤弱いという致命的な弱点以前に、近距離の通常攻撃主体というコンセプトが弱く、ある程度の有識者なら悠長に殴り合ってくれるわけがありません。
一応、こうそくスピンカメックスに立ち向かえるのは強いけれども…

味方のプクリンによる集団拘束やハピナスの てだすけ と相性が良いので、上位フルパで実績を出していた人がいましたが、野良だとそんなものも期待できないので弱いです。
自身で通常攻撃を当て続けることができるなら、まだ戦えるのですが…

通常攻撃主体というコンセプトの関係か、異常なほど わざが弱いです。
わざ自体が火力の出るものではなく、通常攻撃をアシストできるような性能もしていません。距離を詰めても逃げられるのがオチです。Lv.14のじしん+に減速効果がありますが、Lv.14なんて3亀取ってもキツイ…サンダー倒してやっとというぐらい?
ドラゴンダイブによる運搬も、上位互換とも言えるカメックスのなみのりが来てしまいました。

強みのオブジェクト削りも、エネコのしっぽの強化に伴い周囲の削りが加速したので、目立って強いと言える特徴ではなくなってしまいました。

上でも述べているようにコンセプトが弱いので、プクリンぐらいの魔改造がないと使われないでしょう。

おまけ:最上位勢のフルパ向けtier表

おまけとして最上位勢の考える、フルパ向けのtier表を載せておきます。
いろいろな人がtier表を出していますが、概ねこのような感じになっています。

特徴的なのが、上位ほど序盤ゲーなので2進化が中央カメックス以外終わっているところ。
かろうじて、ゲッコウガがBに食らいついているぐらい。

この人も述べているようにカメックス環境なので、飛び抜けて強いプクリン&ルカリオ以外は序盤性能が高いポケモンか、カメックスをサポートできるポケモンで埋め尽くされています。

最後に…現環境の感想

最後に現環境についての個人的な感想ですが、「ポケユナリリース以降、最悪のクソ環境」だと思います。

キャラの偏りだけなく、運ゲーが加速している

上の人が述べているように、カメックスOPで使えるキャラがほぼ固定なだけでなく、エネコのしっぽ強化によりオブジェクト戦が運ゲーになっていて嫌いです。
以前は人数有利を作ってサンダーやカジリガメを取ることが主流でしたが、削りが加速したせいで人数有利を作る前にオブジェクトが溶けます。
特に、エネコのしっぽはカメックスのしおふきスピンやゼラオラのほうでんのような多段攻撃と相性が良いため、LHのタイミングは ほぼほぼ運ゲーです。ラッシュをかけられたら、ゲッコウガの なみのり やルカリオのグロウパンチでもLHは困難です。

サンダーとられても勝てるぐらいに差をつけることが出来れば良いのですが、そんなことは難しい。
結局勝っても「運ゲー 笑」負けても「はぁ、運ゲー…」みたいな感じです。

カメックス対策の難度が異常

今までもゲンガー環境ではゲンガーが嫌われ、ゲッコウガ環境ではゲッコウガにうんざり…といった感じでしたが、カメックスはそれらの域をはるかに超えています。

ゲンガーみたいに なんでもなおし1つで止まるわけではありませんし、カメックスはゲンガーゲッコウガのような低耐久とは違うので低リスクで攻めることが出来ます。

しかも、こうそくスピン中は妨害無効までついているので、ほとんど対策ができません。
バリヤードのバリアー、アロキュウの ゆきなだれ とかで壁を作って延命するぐらいです。あとはヤドランのユナイトわざ(通常のわざに抗うためにユナイトわざって…)

火力も耐久もあって、行動を止められない…間違いなく厨ポケで、カメックス側はローリスク過ぎて面白くないです。動きも単調なので、「お相手うめーっ!」なんてことも無い。
こういったところからも飽きが生じやすいところかと。

はよ まともなバランス調整してくれ…

現環境を嫌う声は多く、いち早い環境の変化が求められていたのに、09月08日のバランス調整では影響の小さいハピナスの調整のみ…大会を控えているという大義名分があるとはいえ、多くの人が落胆しました。

いち早く、カメOPクソ運ゲー環境を脱して欲しいものです。

以上

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