「やばい!耐えろぉぉぉぉお!!」※スマブラに音声認識機能はありません
こんにちは、カサンドラです。
意味ないとわかっていながらも「耐えろ!」と
叫んでしまうこと、ありますよね。
今回はその「耐えろ!」を実現してくれるテクニック
ベクトル変更について解説します。
ベクトルとは
物理学でのベクトル(vector)とは「大きさ」「向き」の2つによって構成されるものです。
(大きさだけのものはスカラーと言います。
また、数学にもベクトルはありますが、少し違った定義になります。)
文章では「向き、方向性」という、大きさの要素を除いた意味で使われることが多いです。
スマブラでのベクトルはふっとばしの「大きさ」と「向き」を示し、
これらを微修正するテクニックがベクトル変更です。
ベクトル変更の仕様
ベクトル変更は攻撃を食らった際、
ふっとび始めの瞬間に左スティックを倒しておくことで入力可能です。
ふっとばしの大きい技を食らった際はヒットストップ(ふっとぶ前にのけぞる時間)が
大きくなるので、その間にスティック入力したり、
投げ技などでふっとぶ前からスティックを倒しておくことでベクトル変更できます。
ふっとばしの「大きさ」の変更
ふっとばしの大きさの変更は左スティックの上下で調整します。
ふっとび始めの瞬間に上方向に入力されていれば ふっとばしが上がり、
下方向に入力されていれば ふっとばしは下がります。
相手のコンボを避ける等、意図的にふっとばしを上げる状況でなければ、
基本的には下入力で良いでしょう。
気を付けるべき点として、真上にふっとばされた場合は
ふっとばしの大きさを変更することができません。
厳密には地面を0度とした時の、65度~115度のふっとばしが大きさの適用範囲外です。
ふっとばしの「向き」の変更
ふっとばしの向きの変更は左スティックの向き360度に対応します。
向き変更の効果が最も大きくなるのは、ふっとぶベクトルに垂直になるよう
スティックを傾けた場合ですが、ふっとばしの大きさを変更する恐れがあるので、
慣れるまでは左右方向のみ入力することをオススメします。
ふっとばしに対して、内側(左にふっとばされたなら右側)への
ベクトル変更を内ベク変、外側へのベクトル変更を外ベク変と呼び、
基本的にこの2つをマスターできればOKです。
スティックの入力は左右のみでも右図のように上下方向にも
ベクトルは変化します。黒矢印を円弧を描くように左右にずらすイメージです。
ベクトル変更の体験方法
ベクトル変更は、トレーニングモードで技を食らって体験できます。
技を食らってふっとばされる瞬間に左スティックを倒して、
スティックの倒し具合によるふっとばしの速さ・向きを確認してみましょう。
オススメは相手キャラをガノンドロフにし、CPの行動を必殺ワザ(NB,魔人拳)にすることです。
通常、技を食らった瞬間にスティックを倒すのは難しいですが、
青ズーム演出が入るのでふっとばされるまでに余裕があります。
下の画像はふっとび始めから15F(0.5秒)後の状態です。
ちなみに、ふっとばされる前に下入力をしておくとしゃがみ姿勢になるため、
ふっとばしが2/3倍になります。下ベク変と混同しない様、注意しましょう。
ベクトル変更の使いどころ と やり方
ベクトル変更の仕様で注意すべきは、
左スティック1つでふっとばしの「大きさ」「向き」両方を操作してしまう点です。
これによって、「適切な向きに変えようとすると、ふっとばしが大きくなってしまう」
ということがあるため、最適なベクトル変更を一瞬で判断するのは難しいです。
以下、簡単に判断できるよう、状況ごとにオススメのベクトル変更を紹介します。
上方向の撃墜対策
真上に近い方向の場合は、ふっとばしの大きさ変更ができないため、
ふっとばしの向きのみ、ベクトル変更を行います。
真上から遠ざかる横方向へ、ベクトル変更しましょう。
真上であれば、左右どちらでも良いです。
もし、真上より少し右にふっとぶ技であれば、右方向です。
真上より少し右の時に左入力などしてしまうと、
むしろ上方向にベクトルが向いて
撃墜されやすくなってしまうので注意しましょう。
横方向の撃墜対策
基本的に内ベク変です。
撃墜ラインは右図のように、斜め方向に遠いので、
その方向へ向かうようにしましょう。
投げ始動のコンボ対策
ベクトル変更は撃墜のふっとばし以外にも適用できます。
コンボを食らった際、基本的には ずらし によってコンボを抜けますが、
投げ始動のコンボにはベクトル変更を用います。
基本的には相手から逃げるような外ベク変でOKですが、
高%で投げ撃墜の可能性がある場合は、内ベク変で撃墜を避けるのが無難です。
(相手のレベルが上がってくると、こちらのベクトル変更読みで
行動をしてくることがあるので、その場合は別方向にもベクトル変更してみましょう)
(少し応用) 崖際のメテオ対策
限定的ですが、ベクトル変更はメテオ対策にも使えます。
崖に近いところでメテオを食らった場合は内ベク変をし、崖に接触することを狙いましょう。
崖に接触し崖受け身を取ることができれば、落下速度を激減させることができます。
まとめ
ベクトル変更は便利な代物ですが、間違って使うと早期撃墜され得るものです。
内ベク変、外ベク変を正しく使い分けられるよう、
実戦で練習を積んでいきましょう!
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント